MSFC『木曽岬わいわい隊』全力。その先にある物

2017.10.25

 

こんにちは!毎度おなじみ、木曽岬わいわい隊副隊長の北森です。

 

ついにきましたよ・・・木曽岬わいわい市場です!!!
この日のために、木曽岬わいわい隊を含め、多くの関係者が力を注いできました。
今日はその集大成。
すべてをぶつけるべく、わいわい隊、木曽岬中学校の生徒のみんな、役場の職員のみなさん、
すべてのスタッフに朝一番から気合いが入っていました!!

 

木曽岬わいわい市場当日の今日は昨日作った名刺の発表ともう1つワークがありました。
それは今日の様子を新聞にまとめる!という次のプロジェクトの取材活動です。
当日の出店者のみなさんや、お客さん、職員さんを取材し、わいわい市場の様々なことを調べることができました!

 

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取材活動をお昼までに行い、その後は15時からの発表に向け、発表原稿を作り、猛練習。
昨年から続けている中学生は、作業がある程度スムーズに進み、今までの成長がものすごく感じ取れました。
今回が取材や発表が初めての子も苦戦しながら、着実に本番へと練習を重ねました。
中には本番ぎりぎりまで必死に考え、練習した子もいます。

 

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発表の時間、中学生には緊張が走ります。
ベテラン中学生もこのときばかりは、顔が少しこわばっているようにも見えました。
ひとりひとり、作った名刺を片手に舞台へと上がっていきました。
それぞれが思いを込めて作った名刺を発表し、舞台袖に戻ってくるときは、達成感にあふれた顔をしていました。
全員ができる限りを尽くせたのでは、と思っています。

 

そして、実はこの発表の裏には1つのドラマがありました。
最後に発表した子、実は最後の最後まで発表するかを悩んでいました。
みんなが舞台袖で待機している間、何度も練習して、最後はその子の意志で、勇気を出して舞台に上がってくれたんですね。
発表中、言葉も詰まりました、怖くてしんどくて、泣いてしまう一面も・・・
でもその子は最後まで発表を行いました。
思いをぶつけることができました。
発表が終わった途端、大きな拍手に包まれました。
その子のサポートに付いていた大学生や一緒に頑張った中学生、
見てくださったお客さん、みんなが感動の涙に包まれていました。
僕も、舞台袖から見ていましたが涙が止まりませんでした。
その子が今までの自分に打ち勝って、大きな一歩を踏み出した瞬間でした。

 

人は成長する。
時にはつらいことや苦しいことを乗り越えないといけないときもある。
そこには勇気がいる。
その勇気を出すのは本当に大変なこと。
あの子はそれを見せてくれました。
自分の力で最後は乗り越えたんです。
その怖さを、苦しさを乗り越える勇気を僕らに見せてくれました。

 

僕らが中学生の頃、そんな勇気を持っていたでしょうか。
少なくとも僕が中学生だった頃はそんな勇気を持っていなかったと思います。
こんなすごい中学生がたくさんいる木曽岬がうらやましいなと思いました。

 

この子たちがこれから成長して、木曽岬を引っ張っていく存在になったら、そう思うとわくわくしてきます。
それもゾクゾクするほどに。

 

全員の発表が終わった後は、発表者ひとりひとりが町長から木曽岬ジュニアPR大使に任命され、全員に名刺が渡されました。
そして、この日のプログラムがすべて終わり、木曽岬わいわい市場が無事終了しました。

 

中学生と一緒に今日までの4日間の活動を振り返り、次にチャレンジしたいことを書いてもらいました。
次につながるといいなあ。
ぜひつなげてほしい。

 

その後、職員も交えた反省。
これに関してはちょっと話が長くなるので、別で書きます。
コラム的な感じで書くので併せてご覧ください。

 

さて、イベントも終わり、これでプログラムは終了・・・ではないんです!
この名刺づくりはまだ序章に過ぎません。

 

このあとも様々なプログラムが中学生を待っています。
僕らも中学生をもっとサポートしていきます。
もっと木曽岬を盛り上げていきます。

 

木曽岬プロジェクトはまだまだ続きます!
木曽岬ジュニアPR大使のみんな、これからもよろしくね!