どんな会社?~辻製油株式会社~

2017.12.18

辻製油株式会社は、1947年に国産なたね搾油専門工場として設立され、現在まで油脂や美容液の生産を
行ってきた。
搾油後の油かすを利用した堆肥や飼料の生産、バイオマス由来の熱を利用することによる二酸化炭素の削減
などを通して資源の循環化を進めている。
このような活動が認められ、平成21年度に「食品産業CO2削減大賞」を受賞している。
会社のテーマは「人と自然の共生」。
天然素材を生かした製品作りに尽力している。

私たちは辻製油株式会社の瀧澤様にお話を伺った。

 

辻製油①

 

「レシチン」国内No.1メーカー

辻製油株式会社は様々な商品の開発に取り組んでいるが、なかでも「レシチン」は国内で唯一研究・開発に
取り組んでいる商品であり、世界でも有数のメーカーである。

 レシチンとは、天然素材から取り出された各種のリン酸を主体とする混合物の総称である。
身近なところでは、チョコレートやマーガリンなどに天然の乳化剤として使われている。
レシチンは、乳化作用や保水作用、様々な生理作用など、多くのはたらきを持っており、それらを活かして化粧
品や医薬品、飼料、工業製品などに用いられている。

 

辻製油②

 

「チャレンジする」ということ

辻製油株式会社の企業理念は、"人まねはしない、何処にもできないことをやる"だ。
そのために、仕事を断らずに「とりあえずやってみる」ということを実践している。
つまり、仕事の結果が芳しいものでなかったとしても構わない、という覚悟を持っているのだ。
このように辻製油が新しいことに取り組み続けられるのは、事業を進めていいかどうかの確認を怠っていないからだ。
その都度、事業や状況をしっかり見極め、大きな失敗を防いでいる。
このような慎重な判断があってこそ辻製油はどこも出来ないことにチャレンジし続ける事が出来るのだ。

  

辻製油③

 

学生へのメッセージ

三重県は日本の中心に位置しており、インフラも発達している上にどこへでも出かけやすい場所である。
また、気候も穏やかであり、それと同じように人も穏やかだ。
だからこそ人的ネットワークが築きやすい。
ぜひ、そんな三重県で働いてほしいし、三重県から日本や世界をまたぐ仕事をしてみよう。

 

辻製油④