平成29年度高等教育コンソーシアムみえFD・SD「研究費・事業費獲得を目的としたクラウドファンディングのススメ」が開催されました

2018.3. 9

平成30年 2月28日(水) 三重大学 地域イノベーションホールにて、
平成29年度高等教育コンソーシアムみえFD・SD
「研究費・事業費獲得を目的としたクラウドファンディングのススメ」
が開催されました。
高等教育コンソーシアムみえに所属する、三重大学,皇學館大学,四日市大学,鈴鹿医療科学大学,鈴鹿大学,三重県立看護大学,ユマニテク短期大学,三重県など、県内の高等教育機関等の教職員にもご参加いただきました。

 

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初めに、主催者を代表して高等教育コンソーシアムみえ企画運営委員会委員長 山本俊彦三重大学理事(教育担当)・副学長から、
「今日各大学の運営交付金が減少しているなかで、外部資金をどのように調達していくかということが大きな課題となっています。寄付をする人が託してみたいみたいと魅力を感じるような仕組みなどをつくってくことが大事になってくると思います」
と開会の挨拶がありました。

 

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山本俊彦三重大学理事(教育担当)・副学長

 

続いて、徳島大学学長補佐 一般社団法人大学支援機構理事長 佐野正孝氏より、
「クラウドファンディングとクラウドソーシングによる大学と社会の連携」と題して基調講演が行われました。

徳島大学では、
「インターネット等を利用して、研究費を必要としている研究テーマを社会にわかりやすく説明することにより、広く社会から研究費を募ること」
を目的として、一般社団法人大学支援機構を立ち上げ、クラウドファンディングのプラットフォームを開発しました。
大学が運営するクラウドファンディングの導入背景や仕組み、効果、課題、役割などについてのお話、また、実際に実施したプロジェクトの成功例、失敗などの紹介もありました。

 

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徳島大学学長補佐 一般社団法人大学支援機構理事長 佐野正孝氏

 

講演後には質疑応答が行われ、立ち上げ時の苦労、経費、運営方法などについての質問がありました。

 

最後に、高等教育コンソーシアムみえ地域貢献部会部会長 皇學館大学教育開発センター長 齋藤平氏より、
「運営のご苦労等について細かくご説明いただき、目標の明確化や、クラウドファンディング挑戦者の営業努力などが非常に大事だということがわかりました」
と閉会の挨拶がありました。

 

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皇學館大学教育開発センター長 斉藤平氏