5月11日(土)に「食と観光実践」の事前学習1回目を実施いたしました。まずはフィールドワーク実施に向けたオリエンテーションと、お互いの顔と名前を覚える自己紹介を行いました。
三重大学や四日市大学、皇學館大学と普段とは違う学校・学年・専攻の人とコミュニケーションしながら、相互理解を深めていきます。
![]() |
それに続いて、四日市大学・小林慶太郎先生から四日市とんてきを事例とした「ご当地ぐるめを活用した"まちおこし"とは?」と題して、食を
通じた地域振興に関する講義をしていただきました。
今でこそ有名になった四日市とんてきですが、そこに至るまでの紆余曲折や関係者の努力、活動を継続するための資金調達のやり方など、
具体的な説明に多くの学生たちが興味を示していました。
![]() |
次に、三重大学・山本裕子先生より問題解決のフレームワークを学ぶワークショップを実施していただきました。地域における問題とは
何か、根本原因を問いかけるフレームワークについて、自己探求的な問題設定から実践的に学ぶワークショップを通じて、思い込みや
他人の意見に左右されずにデータや客観的事実に基づいた現状把握ができるような考え方を学びました。
![]() |
また、各グループにおいてワークショップした内容を相互発表することで、資料作成とプレゼンテーションを練習しました。今後、地域に
おけるフィールドワークを実施するに当たって重要な考え方、探求型学習の進め方を理解することで、複雑な地域の問題を解決する
プロセスを学んでいきます。
![]() |