三重を知る旅「三重ラーニングジャーニー」 #4津周辺の先進的取組みを実施しました

2019.3.18

 平成31年3月4日(月)に、三重を知る旅「三重ラーニングジャーニー」 #4津周辺の先進的取組みを実施し、 三重大学から8名、皇學館大学から3名の計11名が参加しました。

 

 午前中は株式会社浅井農園と、事業協働機関である辻製油株式会社が運営する「うれし野アグリ」を訪問し、 株式会社浅井農園の浅井社長よりミニトマトをはじめとした高付加価値な農業に関してご説明いただき、 木質バイオマスを活用したハウス栽培の現地見学をしました。 農業を起点として、辻製油やデンソーといった企業との連携が進んでおり、 またスタッフも単なる作業者ではなく自ら研究テーマを持つ農業技術者としてスキルアップに励む、といった企業としての魅力についてご説明いただきました。 さらに農業のみならず職住近接やワークシェアリングを取り入れた新しい働き方の可能性など、 地域において働く魅力をディスカッションしました。

 

 とくに、「浅井農園でのインターンシップを希望する」といった
積極性を見せる三重大学の学生や、「就職後も農業分野に携わる」
といった主体性を持った皇學館大学の学生がおり、有意義な
ディスカッションができました。

 

 昼食は磨洞温泉涼風荘にて、津ぎょうざ等地元グルメを
提供していただきました。中伊勢温泉郷の広域連携とともに、
津ぎょうざ協会として地元をグルメから盛り上げる活動についても
ご説明いただき、津近郊での観光に理解を深めました。

 

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0304ラーニングジャーニー

  

 午後は三重県動物愛護推進センターあすまいるを訪問し、県として進めている愛玩動物の譲渡活動についてご説明いただきました。近年、動物愛護法改正に伴い殺処分を減らし譲渡を進める取組が官民連携で進められており、健康福祉や情操教育の面でも県民にメリットがあると理解を求めています。

 

 実際に譲渡される犬や猫は、ブリーダーの繁殖や飼育放棄された
ケースが多く、意外と血統書付きのような、可愛らしい子たちが
対象となっていたのが印象的でした。

 

 学生たちも、身近な犬や猫といった存在が地域において重要な
役割を果たしており、また三重モデルと呼ばれるこの官民協働の
取組が全国的に注目されている事実を知って、大いに関心を
持ったようでした。またプライベートでも訪問したいといった声も聞かれ、
早速家族や友人にこの話をするといった主体性が感じられました。

 

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