MSFC 3×LiNEプロジェクト

こんにちは。人文学部法律経済学科2年の坂本真治です。今日は2019年12月15日、18日の3×LiNEの活動について報告したいと思います。
とその前に、このプロジェクトの概要について少しだけ。 このプロジェクトは、観光×研究×イベントの三つの軸(LiNE)をテーマにした、僕主導のプロジェクトです。
鉄道の駅の利用者数に注目すると、その地域の経済の動きを垣間見ることができると考えています。私がよく利用している駅の利用客数は年々減少し、駅前の 百貨店は規模縮小したのちに閉店してしまいました。また、駅前に長らく営業していた子供用品を扱う「西松屋」も移転してしまい、駅前は寂しいものに。
このように、駅の利用者数の減少は駅前の衰退につながっていると推測されます。街の核となる駅が衰退すれば、地域の経済的地盤沈下は免れないと考えます。
そこで本プロジェクトでは、駅の利用客数と駅前の隆盛の因果関係を明らかにするとともに、駅前の土地利用について検証していくこととしました。
なんだか長くなりましたが、まず15日について報告します。
まずは伊賀鉄道にフォーカスを当てるべく、伊賀神戸駅から上野市駅へ向かいます。上野市からの動きは次のとおりです。

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(ⅰ)菅原神社(上野天神宮)
写真撮るの忘れてました(笑)大きな木があり、神社の威厳を感じます。

(ⅱ)寺町通
閑散とした通りで、落ち着いていました。むしろ人がいなさ過ぎて少しびっくり...

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(ⅲ)伊賀くみひも伊賀
くみひも伝統伝承館にて、伊賀くみひも製作体験を行いました。
私は別件で何度か訪れていたので、作ることには慣れていたけれどやはりやってみると楽しいです!

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(ⅳ)上野公園(上野城)
築城の名手と呼ばれる藤堂高虎が作ったというのもあり、非常に立派でした。
石垣も高いので、「お城バンジー」とかすると楽しそうだとメンバーと話していました。

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(ⅴ)かぎや餅店(中之立町通り)
和菓子を買いに立ち寄りました。昭和チックな店内で、他に一組のカップルが和菓子を選んでいました。
私は尻餅を買ってみました。中の餅と外の生地が絶妙にマッチしており、おいしい。写真は尻餅なんですが、おいしそう過ぎて撮る前に食べちゃいました(笑)

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(ⅵ)伊賀新天地商店街
雰囲気が暗く、日曜昼間に関わらず半数以上の店がシャッターを閉まっていました。猫の譲渡会と、一部のカフェには人がにぎわっていたものの、極めて閉鎖的で入りにくい雰囲気。
昨年開催の上野天神祭りの時にも立ち寄ったことがあるんですけど、その時は多くの人でにぎわっていたために、ギャップが大きいですね。

 

上野市駅から徒歩圏内でいくつもの観光スポットがあったので、いろいろな所へ行けました。一部の街道は電柱が地中化されていることから、街並みがすっきりした印象を受け、美しいです。
一方、日曜日に行ったのにも関わらず、特に駅の東側(広小路駅側)は観光客がほぼいなかったのが気になりました。駅北部は上野公園があり、そこには忍者博物館や上野城もあるのですが、そこも閑散としており、特に「忍者」は外国人に受けが良いと思っていただけに、なぜ一人も見かけなかったのか不思議です。周辺にこんなにも観光地があるにも関わらず、どうして人がいないのか。これは一つの研究材料になりそうです。
 では、このまま18日の報告へ!と思ったら、15日分だけで語りすぎました...(-_-;)  なのでとても簡単にまとめますね!
 18日は、伊賀鉄道、伊賀市役所の職員の方、地域の住民団体の方とお話をしました。お話によれば、外国人観光客は春と秋に多いとのこと。また、伊賀市役所自体が上野市駅前から別の場所へ移転したので、なおさら人通りが少ないとのことです。人口減少に歯止めがかからない今、インバウンド客を取り込むのは非常に重要です。
 では、今回はここまで。MSFCはますますさまざまな分野に展開していますが、どれもとっても楽しくて、みんなのやりたいことを実現しています。これからもMSFCの活動をどうぞよろしくお願いします!!
ここまでの長文を、読んでいただきありがとうございます!!