「医療・健康・福祉実践」現地学習を実施しました

2019.9.27
三重創生ファンタジスタ・オリジナル科目「医療・健康・福祉実践」の現地学習を、志摩市において令和元年9月3日~5日の2泊3日の日程で実施しました。三重大学17名、鈴鹿医療科学大学14名の計31名が参加し、志摩市の離島である間崎島の医療やQOLについて、現地住民にインタビューをしながら考えるPBL型授業を行いました。

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 1日目は志摩市民病院にお邪魔させていただき、地方の総合医療を担う病院の様々な部署を見学しながら学修し、志摩市の抱える医療についての課題を考えるグループワークを行いました。参加した学生は積極的に自分の意見を述べ、活発にディベートを行っていました。

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 2日目から3日目にかけては間崎島に移動し、離島が抱える問題について、住民へのインタビューを通して考えました。実際に昔から離島に住んでいる方々のお話を伺い、町歩きをすることで、想像もしなかった問題や課題が浮かび上がり、どのようにして解決に導いていくのかを、グループごとに話し合っていました。

 9月13日(金)には、現地学習で得た経験や知識から、履修生が自ら考え問題解決をしようとする発表を事後学習として行いました。「離島の存続を考えるよりは、今いる人たちが幸せに終われるようにすることが大事」と主張する学生や「魅力をうまく伝えて移住者を呼び込もう」と考える学生、「先進的な医療を駆使すれば、ある程度のQOLを保つことができる」と結論を出した学生など、それぞれが発表を行い、その発表内容についても活発に議論を交わしていました。