三重創生ファンタジスタ・オリジナル科目「食と観光実践」が開講されました!

2021.1. 6
三重創生ファンタジスタ・オリジナル科目「食と観光実践」(県内の複数の高等教育機関が合同で開設)では、松阪市内を対象として現地学習を含めた計7回(オンデマンド収録計2回含)の日程で実施しました。
四日市大学11名、皇學館大学5名の計16名が参加し(三重大学・鈴鹿大学は不開講で教員のみ参加)、各大学の教員とともに松阪市の観光の現状について理解を深めました。

今回のテーマは"松阪市の食と観光をPRするプランを立案(5W1Hの明確化)する"、です。

 

第1回10月11日(日)は、「三重について知る」(Miemu見学)をテーマにして学芸員の太田先生によるレクチャーと館内見学、そしてグループワークが行われました。

 

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県内に現存する唯一の駅弁「牛肉弁当」などについてのMieMu学芸員の太田先生によるレクチャーは学生一同驚くばかり。

 

 

 

第2回10月25日(日)は、四日市大学にて次回のフィールドワークに向けた準備を行いました。具体的にはどのようなプラン(5W1H)を立て、どのような人・事業者を対象にヒアリング等を行うのかを考えて意見を集約しました。

 

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ディスタンスを保ちながら、グループワークを行う学生達仮説を立てるのが難しい、一度計画した内容を中間発表で批判され、練り直しのグループもありました。

 

 

 

第3回11月8日(日)は「松阪を体験する」をテーマにフィールドワークを行いました。
第2回目のグループワークの際に計画した内容に基づき、3グループに分かれて、市街地の踏査やインタビュー調査など、それぞれ行いました。
松阪市内の仏壇屋さんである株式会社佛英堂さまが運営する寺院の空きスペースレンタル支援サイト「かすてら」(「貸す寺」を意味します。)のご協力で、発表会場として清光寺さまの本堂をお借りしたり、松阪市観光協会さまのご協力で、観光案内や講演をいただいたりと、松阪市内の多くの方々にお世話になり、実り多いフィールドワークとなりました。

 

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フィールドワークをした結果を互いに情報交換し、確認しています。食べ歩きマップを作成予定のこのグループは実際商品を購入し、味を確かめていました。

 

 

 

第4回12月13日(日)は皇學館大学でプレゼンを行い各教員・学生からの質疑応答後、グループワークでさらにブラッシュアップを試みました。目指すべき計画の発表時に注意すべき点として5点挙げました(プレゼンの聴衆は誰か考える/5W1Hの明確化、その理由/予算:費用/実現性(先行事例等)/本プランの波及効果)。
特に予算については、大学や地元企業等の協賛を募りながら(協賛可否の確認の連絡を行う等も忘れずにしていました。)、広報と集客、採算性など悩みながら算出していました。

第5回12月20日(日)は発表会場として清光寺さまの本堂を再度お借りし、食と観光プランを各教員、市観光協会職員らにPRしました。中日新聞松阪支社、夕刊三重の記者も同席しました。各教員、松阪市観光協会、全学生が各グループの発表を評価し、上位を決めました。

 

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フォトロゲイニングと観光を掛け合わせたイベント企画を立案紙媒体とパワーポイントを併用したプレゼンで工夫していました。

 

 

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ツーリングを通して"観て食べて浸かる"を満喫するイベント企画クラウドファンディングで資金調達!でした。

 

 

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松阪牛を使った料理やコロッケを扱う加工食品のお店、そしてオシャレなテイクアウトできるカフェが掲載された学生向けの食べ歩きマップを提案。食べ歩きに疲れたら休める休憩スポットも同時に提案していました。